盗聴器発見について
まずはご依頼者様からお話しを聞き、盗聴が疑われる出来ごとや現在の状況を詳しく伺います。
次に、実際に調査員が室内に入り、盗聴器が設置されやすい個所などを調べていきます。
まず、室内にある電化製品のうち、電波などを発する可能性が高いものを全て調査します。
ここで、ありとあらゆる帯域のアナログ電波を受信できる装置、広域帯受信機を使用して盗聴器に使われる周波数が無いか調べていきます。
また、広域帯受信機以外にも高精度の盗聴器探知機などを駆使し、室内に仕掛けられた盗聴器を探していきます。
しかし、デジタル盗聴器や有線式盗聴器なども存在するため、室内にある盗聴器の可能性を全て潰すためには、より専門的な知識と技術が必要となってきます。
盗聴器を発見した場合は状況によっては警察などに連絡し、指紋などを採取したり、その流通経路を調べる必要がでてきます。
盗聴器がもっとも仕掛けられやすいとされているのが、家にあるコンセントタップ。盗聴器は小型であるため、すぐにバッテリー切れを起こしてしまいます。電源から直接電力を供給していれ半永久的に盗聴が可能になるのです。
盗聴器の発見のために高い技術や複雑な機材を使いこなしているのです。