これは浮気?性的関係がなくても「不貞行為」と見なされるリスクとは

「これは浮気?」ある夜の一杯目の相談
ある静かな夜、小さなバーにひとりの女性が訪れ、グラスを傾けながらこんな相談を持ちかけました。
『既婚者の人と頻繁に二人っきりで食事や旅行に行っているけれど、性的な関係は一度もない。それでも浮気や不倫になるの?』
店のマスターは静かに応じます。「法律的には“不貞行為”とは認められません」と。
しかし話は、それだけでは終わりませんでした。
不貞行為とは?法律上の定義を解説
法律上での「不貞行為(浮気・不倫)」の定義は以下のとおりです:
配偶者のある者が、その自由意思に基づき、配偶者以外の異性と性的関係を持つこと。
つまり、いくら一緒に食事や旅行に行っていても、肉体関係が一切なければ、法律的には浮気・不倫には該当しないとされています。
ただし「見た目」には要注意
とはいえ、問題となるのは「周囲からどう見えるか」です。
たとえば、旅行先で二人きりでホテルや旅館に宿泊した場合、写真などの証拠があれば「肉体関係があった」と判断される可能性が非常に高いのです。
裁判官は、直接的な証拠がなくても「不貞関係があったと推認できる状況証拠」が揃っていれば、有責と判断することもあります。
実際の証拠能力の例
- ホテルの出入り写真
- 長時間の部屋滞在履歴
- LINEやメッセージのやり取り
- 旅行先でのツーショット
たとえ「なにもしていない」と本人が主張しても、第三者(とくに裁判官や配偶者)にはそう見えないことが、リスクになります。
感情と事実は別の話
相談者の女性は「好きではないし、ただ趣味が合うだけ」と言いました。
しかし探偵としての視点では、「実際に浮気しているか」ではなく、「浮気していると見なされるかどうか」が非常に重要です。
誰かのパートナーと深い関係を築く以上、周囲からの誤解や疑念は避けられません。
探偵が見てきた「境界線を超えた瞬間」
私たちは数多くの調査現場で、「最初は本当に何もなかった」と話していた方が、気づかないうちに境界線を越えてしまったケースを多く見てきました。
・夜遅くまでのドライブ
・他人に見られやすいレストランでの密会
・家族に内緒の外泊旅行
こうした行動が積み重なった結果、調査対象者は「証拠がそろいすぎて言い逃れできない状況」に追い込まれます。
まとめ|「グレーゾーン」は黒に変わる可能性がある
浮気の定義は法律的には明確ですが、現実ではグレーな行動が黒に見えてしまうことが非常に多いのが事実です。
「これは浮気?」「関係はセーフ?」そう思った瞬間こそ、冷静な判断が求められます。
不安な関係がある場合、ぜひ一度専門家に相談してください。
「クローバー探偵社」では、証拠を押さえるだけでなく、疑念がある段階での相談対応も行っています。
ご相談は無料。まずはお気軽に
福岡を拠点に全国対応可能な探偵社「クローバー探偵社」では、浮気・不倫のご相談を無料で承っております。
「疑われたくない」「本当に何もないことを証明したい」といったご相談も歓迎です。
まずはお気軽にお問い合わせください。
↓↓
クローバー探偵社のLINEオフィシャルアカウント