浮気・不倫に対する日本の歴史
日本の歴史という文字を見ると、なんだか高校生の頃を思い出します。たしか日本史を選択してテストに苦しんだ記憶が。。。そして数ヶ月前、「キングダム」という漫画にはまりましたが、あれは中国の歴史の話だから関係ないですね。でもあの漫画は本当にはまりました。「キングダム」に出会うまで、漫画本を読む習慣がなく、インターネットカフェも行ったことが無かった私ですが、全巻大人買いするか本気で悩みました。今もまだ悩んでいます。
話がそれましたが、今回は浮気・不倫に対する処罰の歴史を少し遡って調べてみましたので、ご紹介します。
平安時代は、比較的浮気しやすい環境で、非難されることもなかったそうです。夫が妻の家に通う、「妻問婚」という同居しないシステムが主流で、日替わりで相手を変えていたとのこと。きっとこの時代に生まれたかった、と思う人はいるでしょうね。
鎌倉時代になると、貴族の間に後継ぎに関する意識の変化から、不倫は「密懐」とされ、正式に法律違反行為とされたそうです。「御成敗式目」には「人妻と密懐した御家人は所領の半分を取り上げられる」と記されています。
江戸時代で更に厳しくなり、「江戸市中法度」によると「夫は密通した相手をその場で切り捨ててもよい」とのこと。その100年後に作成された「御定書百箇条」には「男は引き回しの上に獄門に入れられ、女は死罪」!!
明治時代も罪は重く、刑法により禁固刑や懲役が定められていたそうです。
現代のように、不倫が犯罪行為ではなくなったのは、第二次世界大戦後の「日本国憲法」が制定されてからとのことです。
日本も一昔前までは、重罪だったのですね。参考にされてください。